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天中殺には、「宿命中殺」と呼ばれるものがあります。
生年天中殺 生まれた年が天中殺の方です。
例えば今年の辰巳天中殺の方で、辰年と巳年生まれの方は生年天中殺です。
生月天中殺 例えば今年の辰巳天中殺の方で、4月と5月生まれの方は生月天中殺と言います。なぜなら「月」にも十二支がありまして、4月は辰月・5月は巳月だからです。
12月 子月
1月 丑月
2月 寅月
3月 卯月
4月 辰月
5月 巳月
6月 午月
7月 未月
8月 申月
9月 酉月
10月 戌月
11月 亥月
そもそも「一年は立春から始まり節分で終わる」という干支の暦で考えられているので、私たちが日常で使っているカレンダーとは少しずれがあります。例えば4月1日生まれの方は、辰月生まれではなくてひと月前の卯月生まれになります。そういうのは注意しなければなりませんが、占い師は心得ています。
生年天中殺や生月天中殺の方は、とにもかくにも自立をしましょう。近い将来自立するための貯金をしましょう。働きましょう。宿命中殺持ちの方はできるはずなのです。
「実家は楽だから」
なんて言っている場合ではありません。
自立が宿命に大いにかかわってくるので、とにかくしっかり働きましょう。
宿命中殺のお子さんを持つ親御さんは、「うちの子は忙しいから家事くらいやってあげるわ」なんて思わず、お子さんのことが可愛ければ家事を仕込み、子どもに執着するのをやめましょう。それが親の愛情になるのです。
「どういう風に生きたいのか」
と思った時に、自立できているかできていないかは大きく人生を左右します。
宿命中殺持ちでなくても、自立は大事ですね。
親としてはその足を引っ張らないように、背中を押せる存在でいたいものです。
本日もお読みくださりありがとうございました。
